高石市空き家バンク制度
高石市が実施してます「空き家バンク制度」についてです。相続で親が住んでいた家を取得したが、使い道がない、売ろうにも買い手がない、空き家になると固定資産税も高くなる・・と社会問題ともなりつつある空き家問題。それを解決すべく、行政(市役所)が空き家の登録と情報提供、さらには補助金(最高60万円)まで出すという制度です。
大阪府にも「大阪の空き家 相談・情報サイト」という制度のポータルサイトがありまして、そこで他市町村の同様の制度をざっと見たところ、高石市の「空き家バンク制度」は市町村の規模の割にまだ充実している様に思いました。昭和40年代、50年代築の一軒家、平成築の比較的新しいマンションの売り物件の他、一軒家の賃貸物件も登録されていました。
平成28年税制改正では「相続した空き家を売った場合の譲渡所得の3000万円特別控除」も創設されましたが、いずれにしても買う側は、古い空き家はリフォームして使えるものなのか、取り壊して土地として利用価値があるのか、その費用対効果は、、をシビアに判断しなければいけませんね。すぐ売れずに空き家バンクに登録された物件が多いのだと思いますので、YAHOO不動産等の中古物件と比較し、まず中古相場を自分自身で把握するのも大事ですね。